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5センチの景色
第7章 色
イヤらしいほどに乳首を口の中で転がして

「俺とのセックス、好き?」

そ、そんなこと聞かないでよ!

「言わないと、続きしてやんないよ」

噛みながら話していた乳首から口を離した。

「やぁ・・・ぁ」
「何がヤなの?」
「やめない・・・でぇ」

私の言葉に満足そうに笑って

「あだちさんのエッチ、好きぃ・・・ぃ」

懇願するようにささやけば
ニヤッと笑って、自分自身を指さした。

「美鈴、この上に自分で座れよ」
「え・・・」

座りながら手を広げ、私が座るのを待ってる。

私はそっと、ベッドに座る裸の安達さんの上にまたがった。

安達さんの手が私の腰に回る。
その手は、先を促すわけではなく
あくまで支えるだけで、私の自分からの行動を待っている。

お互いに視線を合わせて、
言葉を発しないで、息だけがリンクしていた。

私は、そのままゆっくりと腰を下ろす。

「んっっ・・」

安達さんのが私の秘部にあたって・・・
そのまま、ぬっと私の中に入ってくる。

「あだちさっ・・・」

「いたいか?」
「ううん。きもちぃ」

「そうか」

目を細めていた安達さんの顔が嬉しそうに崩れた。
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