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終止符.
第7章 ひび割れ
石鹸の香りにさえ気を付けていた篠崎が、今夜は奈緒の身体を洗うと言っている。

奈緒の心がほぐれてゆく。


「優しく洗ってくれますか?」

「いいの?」

「お願いします。」


バスルームには縦長の鏡が備え付けられていて、その正面に立つと、全身が映し出されてしまう。

奈緒は髪を束ね、鏡に映らない場所に立ち、シャワーを浴びた。

「シャワーを貸してごらん。」

篠崎は自分の身体をシャワーで濡らし壁に戻すと、ボディソープを泡立てる。

「奈緒、鏡の前に立って。」

「…恥ずかしいわ。」

「奈緒…頼む。」

「……」

鼓動が早くなる。

「奈緒…」

「…はい。」

俯いたまま鏡の前に立つ。

篠崎の手が泡をのばしながら背中を這う。

「……」

肩から背中を上下して優しく撫でてゆく。

腕から指先、指と指を絡ませ、また腕を撫でる。

なめらかに滑る手は、泡を足しながら両脇から腰へと下がり、奈緒のお尻を優しく撫で回す。

身体が熱くなる。

両脇から前に回された両手が奈緒の首筋から乳房へと下りてくる。

「奈緒…」

耳元で声がする。

「顔を上げて。」

奈緒が俯いたまま首を振る。

「奈緒、綺麗だから見てごらん。」

「恥ずかしいから…」

篠崎は左手で奈緒の顎を上げ、首筋にキスをしながら右手で乳房を優しく撫でた。

手のひらが乳首を擦る。

「ッ…」

「奈緒、目を開けて。」

奈緒がそっと目を開けた時、篠崎の左手は奈緒の乳房を強く揉みしだき、乳房から離れた右手は奈緒の熱い場所を強く擦った。

「あぁッ…ぃや、…」

「見ているんだ。」

奈緒の脚を膝にのせてバスタブの縁に乗せる。

開かれた秘部を揃えた指先がゆっくりと左右に何度も擦る。

「ハァ…ハァ…」

ゆっくりと前後に動く。

「ハァ…ハァ…やめて…」

見ていられない

「奈緒…」

篠崎が奈緒の身体にシャワーを浴びせ、泡で隠されていた身体が露になる。

もう泡は必要なかった。
奈緒は溢れ出していた。

篠崎は後ろから奈緒の右足を高く押し上げながら屈み、脚の付け根を横に舐めた。

「あぁ…ハァ…ハァ…いや…」

「奈緒…目を開けて。」

羞恥心を振り払い、目を開けた奈緒の目の前に、片膝を高く上げて開かれた女の性器に、舌を長く伸ばして舐めようとする男がいた。


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