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終止符.
第7章 ひび割れ
「ぁぁ……」

篠崎の横顔が恥ずかしい場所を見つめ、舌先が花弁の内側をなぞるのが見える。

「…ぁ、ぁぁ…」

舌先を左右に動かし、閉じようとする花弁を何度も分ける。

恥ずかしさに目眩がする。

舌は蕾を見つけ、先を細かく左右に動かして刺激する。

「うぅッ…ハァ…ハァ…」

熱い息がかかる。

蕾に柔らかい唇が被せられ、何度も優しく吸われる。

チュッ…チュッ…

「あぁッ…」

いやらしさに胸が震え、身体の奥が疼く。


「ハァ…ハァ…だめ…だめ…」


脚は更に高く押し上げられ、奈緒のそこにしゃぶりつく男が見える。

「あぁッ…やめて…」

舌を強く押し当てて舐め回され、篠崎の顔も怪しく動く。


「あ、あぁッ…ハァ…ハァ…」

恥ずかしい音が奈緒の声と重なり、激しい欲望が頭と胸の奥から込み上げてくる。


もっとして…


目眩がしそうな舌の愛撫を受けながら、淫らな自分を見つめ続ける。

熱く痺れる。

深い場所に唇が近づく。


そこ…


「ハァハァ…あぁッ…」

溢れ出す場所に唇が押し当てられ、左右に揺らされながら強く吸われた。

「あぁっ…やめて…あっ…だめ…だめぇ…あっあっあっ…もう、あぁっあぁッ……」

ジュルジュルと吸われながら奈緒は果てた。

「あぁ…あぁ…ハァ…ハァ…」

ふらつく奈緒を支えながら、篠崎は床に座って壁にもたれ、奈緒を膝に座らせて後ろから抱き締めた。


「…奈緒…」

首筋を舌が這う。

「うッ…ハァハァ…」

「奈緒、脚を開いて…」

両膝を篠崎に開かされ、鏡を見つめる。

「あぁ、よく見える。」

「ハァ…ハァ…」

篠崎は、まだうごめいて蜜の滴る穴に、ゆっくりと指を入れてゆく。

「あ、ぁ、あぁ…」

「奈緒、どう?」

「ハァ…ハァ…」

「奈緒、やめる?」

「ハァ…ハァ…」

篠崎が指を抜き取ろうとするのを、奈緒は腰を浮かせて締め付けた。

「ハァ…ハァ…」

床に両手をつきながら腰をくねらせる。

顔を後ろに傾け、篠崎と熱く唇を重ね合わせた。

指が抜かれ、撫で回され、ネチャネチャと卑猥な音を聞く。

二人の乱れた関係を、鏡がはっきりと映し出す。

「あぁ…」

濡れてうごめく穴が、2本の指をゆっくりと呑み込んでゆく。



淫らな行為に胸が高鳴る。


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