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第11章 温泉旅行

「んっ、っん、あぁっ、ぃっ、ぁっ、あぁあぁ！」

さほどの時間なく、あっけなく追い上げられて、涼子はびくんと身体を硬直させた。秘部がビクビクと凝縮して昭彦の指を締め付ける。

余韻に浸るとろんとした表情のまま、はぁはぁと息を乱す涼子に昭彦は軽くキスを落とす。

「早いな。そんな溜まってた？」

昭彦の笑いを含んだ声に涼子は僅かに唇を尖らせてこくりと頷いた。

「だって…」
「あーいい。黙ってろ」

他の男を連想する言葉は聞きたくない、と顔を顰める。

「お前は俺だけ感じてろ」

ストレートな言葉に涼子は目を見開くと、嬉しそうに微笑んだ。



身体を揺さぶられながら、涼子は絶え間なく嬌声を上げる。ガツガツと強く腰を揺らす昭彦の乱れた呼吸が聴覚を刺激して、じんと甘い痺れが走った。

「あ、あき、ひこ、さまぁっ、ああっ、いいっ、気持ち、いいっ」
「もっと、鳴けよ」
「あっ、はぁっ、いっ、あっ、胸っ、だめぇ」

両手を縛り上げられたまま、着乱れた浴衣から露出した胸を強く揉まれる。指が乳首を摘み、揉むように刺激され、涼子はイヤイヤと首を振って喘ぐ。

「もっと、っ、あっ、奥っ、いっ、いいのっ、あぁん」

開きっぱなしの唇の間からちろちろとのぞく舌に誘われて、昭彦は涼子の唇を塞いだ。舌を絡め強く吸うと、涼子の秘部がぎゅうと凝縮してペニスを締め付ける。

「すげえ締まるな」
「ひうっ、だ、だめっ、おっき…！」
「っ、…うっ、あぁ、お前ん中、すげぇいい」
「あ、昭彦、さまっ、昭彦さま、っ、あっ、きちゃ、きちゃうっ」
「俺も、っ」
「あっ、あっ、イクっいぅ、いぁあ！！！」

抱え上げられた涼子の足先がぴんと張る。ぎゅっぎゅっと収縮する膣の奥を強く突き上げて、昭彦は奥へと精を放った。