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住み込みメイドのエッチなお仕事。
第14章 心のベクトル
寝室のベッドにもつれるように倒れこむ。息つく暇もなく唇が重なる。深く重ね差し入れた舌で涼子の咥内を荒らしながら、昭彦の手は涼子から衣服を剥ぎ取っていく。

「ふぅっ……んんっ、あ、あき…ぅっ……」

あっという間に全裸にされた涼子の肌に大きな手が触れる。その手が胸へと触れた時、涼子はビクリと身体を震わせた。

いや、怖い

今触れているのは昭彦だとわかっていても、浮かんだ恐怖に身体が震える。

掌に伝わる震えに昭彦は身体を起こした。キスから解放された唇を噛み締めて、涼子はぎゅっと目を閉じたまま。手はシーツを固く握り締めている。

「涼子。目を開けて、俺を見て」

昭彦の声に涼子は僅かに目を開く。昭彦を視界に捉えた途端、泣きそうに顔を歪めた。

「あき、ひこ、さま」
「目を開けて。俺を見て。お前を抱いている男の顔を見て」

涼子の胸に触れる。

「っひ…」
「涼子、目を開けて。俺は誰?」
「あ、昭彦、さま」

涼子に視線を合わせたまま、胸を柔らかく揉む。

「昭彦、さま…」
「うん」
「昭彦様、昭彦、さまっ」

胸を揉まれ、乳首を抓られ、ぴくんぴくんと身体を震わせながら涼子は涙を溜めた目を必死に開いて昭彦の姿を追う。

「俺を見て。俺だけを見てて」
「あっ、ふ、昭彦、さま…っ?!」

突然、昭彦は涼子の腰を大きく抱え上げた。背中が浮くほどに持ち上げ、脚を大きく開かせる。上を向いた秘部に、昭彦は舌を伸ばした。

「ひぅ!んっ」
「目を開けて。舐めてるのは誰?」
「あ、昭彦様、や、やだ、こんな、恥ずかし…」
「恥ずかしくしてんの。ちゃんと目を開けて。舐められるのを見てて」
「そんな、あっ!っつ、あっ」

昭彦の口が涼子のクリトリスを含み、舌がれろれろと舐める。ちゅうと吸い、甘く唇で喰む。

じんじんと膣が疼くのを感じる。濡れてくるのが自分でも感じられる程だ。

「あっ、それ、だめ、昭彦さまっ、ひぅ、んっ、んんっ」

舌で刺激しながら昭彦の視線は涼子の視線に絡んだまま。口許だけがいやらしく蠢く。
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