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住み込みメイドのエッチなお仕事。
第6章 三男 昭彦様
廊下に出ると、ドアから少し離れたところに櫻井が立っていた。

「ず、ずっと…ここに?」
「いえ。時間を見計らってお待ちしております」

そうなんだ…

ほっとしていいのかよくわからなくなった。きっと全く聞かれてないとかはないんだろうなと思う。

「これよりお夕食をお取りください」
「はい」

緊張でお昼は食べれなかったから、きちんと食べようと思った。




軽くシャワーを浴び、メイド服を着替えて食堂に向かうと、律子と敦美が揃って食事を取っていた。

「涼子、こっち!」
「はい」

優しい笑顔にほっと笑顔が漏れる。

「大丈夫?」
「はい、大丈夫です」
「ちょっとへっぴり腰になってるわよ」
「ええっ!?」
「冗談よ」

あはは、と明るい笑いに包まれて、涼子は心が軽くなった気がした。

「そう言えばサラさんは?」

夕食を頂きながら問うと、あぁ、と敦美か頷いた。

「清孝様をお迎えに空港に行ったわ」
「清孝様はサラさんがお好きなんですね」
「大好きよー?私たちには目もくれないわ」
「サラもなんだかんだ言って清孝様が好きよね」
「私もそう思うー」

こういうガールズトークは久しぶりで、やっぱり楽しいなぁ、と涼子は思った。


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