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3分間のナイトトリップ 
第2章 美味しいキノコを召し上がれ
そんなことをぼんやりと考えていると、突然、体が小さく震えた。

誰かがお尻を触っている。


やだ、チカン!


こういうことはたまにあったが、いつもは嫌悪に震える体が、今日は悦びに震えているように感じる。

自分の反応に戸惑ううちに、手はお尻を下に這っていき、ずうずうしくもスカートの中に進入する。

手は太ももを撫でさすりながら、スカートの中を上へと延びていく。


嫌っ、ダメ!


エミは力をこめて脚を閉じた。

チカンした女の下着がグショグショに濡れていたら、チカンはどう思うだろう?

降りる駅はまだ先だったが、エミはたまらず、次に止まった駅で飛び降りた。


もう、今日は会社行かないで帰ろう。


あとで上司に電話しようと思いながら、エミは降りた駅でトイレを探した。


もう、我慢できない。


とにかく、今すぐ欲求を発散させなければ、おかしくなってしまいそうだった。


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