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3分間のナイトトリップ
第3章 サロンに咲く花

真奈美は、小夜子の学生時代の友達で、社会人になってからも、年に数回は会って一緒に呑んでいた。
先日、数か月ぶりに会った時に、真奈美の雰囲気がずいぶんと変わっているのに、小夜子は気が付いた。
何というか、髪型やファッションは変わらないのに、妙に艶っぽいというか、色っぽさが増していたのだ。
「なんか、雰囲気違ってない?彼氏でもできた?」
気を使う仲でもないので、小夜子は単刀直入に尋ねた。
「彼氏じゃないけど・・・、最近ちょっとイイ所に通ってるんだぁ」
真奈美はほろ酔いかげんで、眼のふちを赤く染めながら、このサロンのことを熱心に話し始めた。
サロンは美容室としてだけでなく、ヘッドスパも併設していて、このスパが最高に良いのだと。
髪が美しくなるだけでなく、リラックスできて、ストレス解消にもなるらしい。
「もう、リラックスしすぎていつも途中で寝ちゃってぇ、目が覚めるとすごくスッキリして元気になるの!」
真奈美は週一で通っているのだといい、そんな贅沢なことと思って驚いたが、聞くと価格は思ったよりもリーズナブルだった。
「ストレスが解消できるせいか、サロンに行った日は良く眠れるし、髪だけじゃなくて肌の調子もいいの~」
確かに、髪も肌も艶々として、それが色っぽく見える原因だと言われれば、そんな気もした。
興味を持った小夜子は、そんなにいいのなら一度試してみようと、真奈美に教えてもらってサロンに予約を入れたのだ。
しかし、まあ、今日来てみれば、真奈美が色っぽくなった原因の大半は、スパじゃなくて、この店主のせいだろうと言う気がしてきた。
スパを楽しみにしてきた小夜子は、期待外れになる予感に、早くもテンションが下がり始める。
先日、数か月ぶりに会った時に、真奈美の雰囲気がずいぶんと変わっているのに、小夜子は気が付いた。
何というか、髪型やファッションは変わらないのに、妙に艶っぽいというか、色っぽさが増していたのだ。
「なんか、雰囲気違ってない?彼氏でもできた?」
気を使う仲でもないので、小夜子は単刀直入に尋ねた。
「彼氏じゃないけど・・・、最近ちょっとイイ所に通ってるんだぁ」
真奈美はほろ酔いかげんで、眼のふちを赤く染めながら、このサロンのことを熱心に話し始めた。
サロンは美容室としてだけでなく、ヘッドスパも併設していて、このスパが最高に良いのだと。
髪が美しくなるだけでなく、リラックスできて、ストレス解消にもなるらしい。
「もう、リラックスしすぎていつも途中で寝ちゃってぇ、目が覚めるとすごくスッキリして元気になるの!」
真奈美は週一で通っているのだといい、そんな贅沢なことと思って驚いたが、聞くと価格は思ったよりもリーズナブルだった。
「ストレスが解消できるせいか、サロンに行った日は良く眠れるし、髪だけじゃなくて肌の調子もいいの~」
確かに、髪も肌も艶々として、それが色っぽく見える原因だと言われれば、そんな気もした。
興味を持った小夜子は、そんなにいいのなら一度試してみようと、真奈美に教えてもらってサロンに予約を入れたのだ。
しかし、まあ、今日来てみれば、真奈美が色っぽくなった原因の大半は、スパじゃなくて、この店主のせいだろうと言う気がしてきた。
スパを楽しみにしてきた小夜子は、期待外れになる予感に、早くもテンションが下がり始める。

