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3分間のナイトトリップ 
第3章 サロンに咲く花

「さあ、たっぷりと味わうがいい」


蜜ツボの入り口に、冷たく硬い何かが挿入され、同時に、菊の花にも硬い何かが当てられた。

それは、美しい彫刻をほどこした大理石の責め具で、この国に古くから伝わるものだった。


三日月のような、特殊なカーブの付いた道具は、両端に、ツルツルに磨かれた丸い球が付けられている。

片側を女の蜜ツボに挿入すると、反対側が、ちょうど菊の花に当たる。

女が感じれば感じるほど、道具は蜜ツボの奥へと進み、同時に菊の花を押しひろげるように作られていた。


誰かの指が、クリトリスを小刻みに擦りはじめる。



「ああっ!熱いっ!あっ!」



小夜子は大声をあげ、腰を振って悶えた。

クリトリスが熱く、快感が電流のように、足先に向かって流れていく。

蜜ツボがヒクヒク動くたびに、道具が奥へ奥へと入り込み、後の穴もじわじわと犯される。

やがて、ふたつの穴は、道具を完全に飲み込んだ。



(ああ!ダメ、もう・・・!)



蜜ツボが締まるたびに、後の穴も飲み込んだ異物を締めつける。

異物感はすぐに快感へと変わって、内側からも小夜子を追い込んでいった。

容赦なく続けられるクリトリスへの刺激が、逃げ場のない小夜子を苦しめる。




「あっ!あっ!嫌ぁあ!!」



小夜子は全身を震わせ、絶頂に達した。

意識がすうっと遠のいていく。

遠くに、広間の女たちの笑い声が聞こえた。



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