この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
3分間のナイトトリップ
第3章 サロンに咲く花

「さあ、たっぷりと味わうがいい」
蜜ツボの入り口に、冷たく硬い何かが挿入され、同時に、菊の花にも硬い何かが当てられた。
それは、美しい彫刻をほどこした大理石の責め具で、この国に古くから伝わるものだった。
三日月のような、特殊なカーブの付いた道具は、両端に、ツルツルに磨かれた丸い球が付けられている。
片側を女の蜜ツボに挿入すると、反対側が、ちょうど菊の花に当たる。
女が感じれば感じるほど、道具は蜜ツボの奥へと進み、同時に菊の花を押しひろげるように作られていた。
誰かの指が、クリトリスを小刻みに擦りはじめる。
「ああっ!熱いっ!あっ!」
小夜子は大声をあげ、腰を振って悶えた。
クリトリスが熱く、快感が電流のように、足先に向かって流れていく。
蜜ツボがヒクヒク動くたびに、道具が奥へ奥へと入り込み、後の穴もじわじわと犯される。
やがて、ふたつの穴は、道具を完全に飲み込んだ。
(ああ!ダメ、もう・・・!)
蜜ツボが締まるたびに、後の穴も飲み込んだ異物を締めつける。
異物感はすぐに快感へと変わって、内側からも小夜子を追い込んでいった。
容赦なく続けられるクリトリスへの刺激が、逃げ場のない小夜子を苦しめる。
「あっ!あっ!嫌ぁあ!!」
小夜子は全身を震わせ、絶頂に達した。
意識がすうっと遠のいていく。
遠くに、広間の女たちの笑い声が聞こえた。

