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3分間のナイトトリップ
第4章 食前酒

シャワーを浴びて、シルクの光沢が美しい、長めのキャミソールを着る。
いつものように、ブラジャーとショーツは着けない。
もう、ずっと前から、あの人と会う時には、下着を着けないのが習慣になっていた。
洗面台の引出しを開けて、奥に入れた深紅の小さなガラス瓶を手に取る。
海外旅行が趣味の妹が、どこか砂漠の国で気まぐれに買ってきた香水を、誕生日だからと言ってくれたのだ。
香りはエキゾチックで甘く、蓉子のような、普通の主婦がつけるには個性的過ぎた。
30歳を目前にしてもまともに就職せず、短期間働いては海外に出かけてしまう、妹らしいプレゼントだ。
蓉子は少し躊躇してから、ほんの少し指先に取り、湯上りの白い太ももの内側につけた。
スパイシーでいて、ねっとりと鼻の奥にまとわりつくような甘い香り。
普段はとてもつけられないが、誰にも言えない昼間の情事には、ぴったりな気がした。
あの人は気に入ってくれるかしら。
なんだか今日は、いっそう激しく乱れてしまいそうな気がする。
アソコがじんわりと濡れてくるのを感じながら、化粧を終え、スカートとセーターを身に着けた。
いつものように、ブラジャーとショーツは着けない。
もう、ずっと前から、あの人と会う時には、下着を着けないのが習慣になっていた。
洗面台の引出しを開けて、奥に入れた深紅の小さなガラス瓶を手に取る。
海外旅行が趣味の妹が、どこか砂漠の国で気まぐれに買ってきた香水を、誕生日だからと言ってくれたのだ。
香りはエキゾチックで甘く、蓉子のような、普通の主婦がつけるには個性的過ぎた。
30歳を目前にしてもまともに就職せず、短期間働いては海外に出かけてしまう、妹らしいプレゼントだ。
蓉子は少し躊躇してから、ほんの少し指先に取り、湯上りの白い太ももの内側につけた。
スパイシーでいて、ねっとりと鼻の奥にまとわりつくような甘い香り。
普段はとてもつけられないが、誰にも言えない昼間の情事には、ぴったりな気がした。
あの人は気に入ってくれるかしら。
なんだか今日は、いっそう激しく乱れてしまいそうな気がする。
アソコがじんわりと濡れてくるのを感じながら、化粧を終え、スカートとセーターを身に着けた。

