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3分間のナイトトリップ 
第4章 食前酒
「蓉子は感度がいいよなぁ」


騒がしいTVを見るとはなしに眺めながら、あの人が言う。

ソファに場所を移しても、片手はスカートの中に入れられたままだ。

指はゆっくりと、なぶるように、動いている。


「ん、ねぇ・・・」


蓉子は甘えた声を出す。

さっき玄関で、イク寸前まで行っていたアソコが、焦れて涎を流していた。


「なに?どうして欲しいのか、ちゃんと言ってごらん」


「両手で・・・して?」


あの人の首筋に鼻先をこすりつけながら、小さな声でねだる。


「だったら、ここに座って」


あの人が自分の太ももをたたく。

スカートをたくし上げると、裸の尻をあの人に向けて、膝の上に座った。

背後から優しい腕が伸びてきて、蓉子の脚を左右に大きく開かせる。


「まずは一本だよ・・・」


太い指が割れ目をひろげ、右手の中指がクリトリスに触れた。

一番敏感な場所へのピンポイントの刺激に、快感が電流のように、足先に向かって流れる。

ぬるぬるする蜜のなかで、クリトリスが見る間に硬く尖っていく。


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