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愛のシンフォニー
第3章 同棲生活
ーこんなに素敵な音楽があるなんてあたしは知らなかったよ。とくちゃんの音楽は暖かくて優しくてとっても大好きだよ。冷たかったあたしの心を温かくしてくれたんだ。でも、あたしなんかにこんな素敵な音楽を聴く資格があるのかな?資格がないとしてもずっとずっととくちゃんの音楽に包まれて生きていたかった。とくちゃん、こんなあたしに素敵な音楽をありがとうー

次の朝も徳造は卵が焼ける音で目を覚ました。
今日はスクール水着にエプロンというこれまた刺激的な姿で美樹は朝御飯を用意してくれていた。

「おはよう、とくちゃん」

「お、おはよう」

スクール水着の衝撃に徳造は一瞬で目がバッチリ覚めた。

「こっちもおはよう💕」

美樹はニッコリ笑って徳造の股間に張られた大きなテントにもあいさつをした。
朝勃ちという生理現象に加えて一昨日の夜に美樹が来てから一回も発射していなくて溜まっているところにスクール水着姿なんて見せられたのだから痛いくらいに勃ってしまっている。

「へえ~、スゴく大きくなるもんだね~。ガマン仕切れないなら押し倒してもいいよ」と美樹は体をくねらせて悩ましいポーズを取る。

そんな風俗嬢でも呼んだみたいなおざなりなセックスはしたくないんだと怒りたいところだが、こんな可愛らしくてエッチなスクール水着の女のコに怒ることなんてできるはずもない。
それに今は股間の暴れん棒の気を鎮めるので精一杯だ。

「今度、昼間のバイトがない日があるんだけど、よかったらちゃんとしたデートしない?」

「うん、行く」

不意に徳造から嬉しいことを言われて美樹の顔がパアっと明るくなる。

「デートの後はもちろんセックスするよね?」

「自然にそういう雰囲気になれば・・」

「やったね。いいデートにしようね」

美樹は嬉しそうに大はしゃぎをする。
このとびきりの笑顔が徳造にはとても美しく大切なものに思えていた。
ずっと守っていきたい。もしも美樹が本当に自分のことが好きで結婚してくれるというのなら、一生守っていきたいと思った。

徳造たちが朝食を楽しんでいると不意にドアがノックされた。美樹はスクール水着の上からジャージを着込む。

ドアを開けてみるとこのアパートの大家であるババアが立っていた。家賃の取り立てであった。
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