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愛のシンフォニー
第5章 ハッピーデート
乗ってみるとジェットコースターは気分爽快で楽しいものだった。なんであんなに恐くて嫌だったのかが不思議になってくる。
それとも美樹と一緒だから恐さも消え去って楽しめているのだろうか?
美樹はジェットコースターの後もフリーフォールにウォーターザブンと次々に絶叫系のアトラクションを駆け回った。
徳造ははしゃいだり、絶叫したりする美樹の顔を1枚1枚大切に心のアルバムに焼きつけていった。
ステージではヒーローショーやご当地アイドルのライブがあった。
大はしゃぎで盛り上がる美樹は何だか無邪気な天使みたいで可愛い。
ゲームコーナーでふたりで撮ったプリクラは何よりの宝物になった。
美樹が可愛いうさぎのぬいぐるみを欲しがるので徳造はクレーンゲームに挑戦するが上手く取れない。
「う~ん、そう簡単には取らせてくれ~んからクレーンゲームって言うのかな?」
「きゃはは、何それ、きゃはは、超オヤジギャグじゃん」
美樹は徳造のオヤジギャグに大ウケして笑い転げる。
「よ~し、絶対にゲットしてみせるからな」
徳造はムキになって次々にゲームに挑戦して8回目にしてやっとゲットした。
「やった~、可愛い。ありがとう、とくちゃん。大切にするね」
美樹は大喜びでうさぎのぬいぐるみをバッグにくくり着ける。
そういえば、最近はバッグにぬいぐるみをくくり着けている女子高生とかが多いなと徳造は思った。
「あ~あ、800円も使っちゃったか。買ってあげた方が安かったね」
「でも、子供みたいにムキになるとくちゃんとか、しょうもないけど爆笑なオヤジギャグを言うとくちゃんが見れてあたしは嬉しかったよ」
と美樹は徳造と腕を組む。
楽しい時間はアッと言う間に過ぎていつの間にか薄暗くなっていた。もうすぐ閉園時間である。
「じゃあ、最後は観覧車に乗ろうか」
「うん、ふたりだけの空中時間だね」
ふたりは腕を組んだまま観覧車に向かった。
この観覧車は大きな観覧車だから一周回るのにかなり時間がかかってカップルで乗るには最高である。
運よく本日の観覧車最後の乗客として乗ることができた。
観覧車はどんどん上昇していく。
薄暗くなりかけている街を夕陽が照らしていて何とも美しい景色だ。
この街はこんなに美しい街だったんだと徳造は思った。
「うわぁ~、キレイな夕陽ね」
「うん、とっても」
それとも美樹と一緒だから恐さも消え去って楽しめているのだろうか?
美樹はジェットコースターの後もフリーフォールにウォーターザブンと次々に絶叫系のアトラクションを駆け回った。
徳造ははしゃいだり、絶叫したりする美樹の顔を1枚1枚大切に心のアルバムに焼きつけていった。
ステージではヒーローショーやご当地アイドルのライブがあった。
大はしゃぎで盛り上がる美樹は何だか無邪気な天使みたいで可愛い。
ゲームコーナーでふたりで撮ったプリクラは何よりの宝物になった。
美樹が可愛いうさぎのぬいぐるみを欲しがるので徳造はクレーンゲームに挑戦するが上手く取れない。
「う~ん、そう簡単には取らせてくれ~んからクレーンゲームって言うのかな?」
「きゃはは、何それ、きゃはは、超オヤジギャグじゃん」
美樹は徳造のオヤジギャグに大ウケして笑い転げる。
「よ~し、絶対にゲットしてみせるからな」
徳造はムキになって次々にゲームに挑戦して8回目にしてやっとゲットした。
「やった~、可愛い。ありがとう、とくちゃん。大切にするね」
美樹は大喜びでうさぎのぬいぐるみをバッグにくくり着ける。
そういえば、最近はバッグにぬいぐるみをくくり着けている女子高生とかが多いなと徳造は思った。
「あ~あ、800円も使っちゃったか。買ってあげた方が安かったね」
「でも、子供みたいにムキになるとくちゃんとか、しょうもないけど爆笑なオヤジギャグを言うとくちゃんが見れてあたしは嬉しかったよ」
と美樹は徳造と腕を組む。
楽しい時間はアッと言う間に過ぎていつの間にか薄暗くなっていた。もうすぐ閉園時間である。
「じゃあ、最後は観覧車に乗ろうか」
「うん、ふたりだけの空中時間だね」
ふたりは腕を組んだまま観覧車に向かった。
この観覧車は大きな観覧車だから一周回るのにかなり時間がかかってカップルで乗るには最高である。
運よく本日の観覧車最後の乗客として乗ることができた。
観覧車はどんどん上昇していく。
薄暗くなりかけている街を夕陽が照らしていて何とも美しい景色だ。
この街はこんなに美しい街だったんだと徳造は思った。
「うわぁ~、キレイな夕陽ね」
「うん、とっても」