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愛のシンフォニー
第9章 黒歴史
徳造は叔母の夫を憎み、殺意さえも覚えていた。
その反面でこっそりと想いを寄せている女のコや他の女のコの裸の写真を盗み出してそれを見て悦んでいる自分がたまらなく汚く愚かだと自分で自分を嫌悪していた。

好きな女のコがあんな男の餌食になって悲しいのに、憤っているのに、その反面で裸の写真を見るのはやめられない。これが男の性かと徳造は涙を流して裸の写真を見続けた。

そんな徳造の体にある変化が訪れた。
裸の写真を見ていると股間がざわざわと騒がしくなって珍棒が硬くなるのだ。硬くて痛い。

初めて勃起を覚えた徳造にはそれが勃起だとも、そうなる意味も分からなかった。
ただ、それがおかしな現象で、裸の写真を見て悦んでいる自分に課せられた罰だと思っていた。

ギンギンに珍棒が硬くて痛い、苦しい、この苦しみ痛みは好きな女のコがあんな男の餌食になっているのに助けることもできずに裸の写真を見て悦んでいる自分に課せられた罰・・それでも裸の写真を見て悦ぶのはやめられない。

徳造は自分のような汚く愚かな存在は消えてなくなってしまいたいと思っていた。

そんな徳造は程なくして珍棒に起きているおかしな現象が勃起だということ、そしてその意味を知ることとなる。最悪な形で・・。

ある日、叔母は女の恋人たちを集めて盛り上がっていた。その部屋に徳造は呼ばれた。

叔母や女の恋人たちは酔っていてテンションは高めだった。

「おっぱい見たいでしよ?見せてあげようか」

と叔母が悪戯っぽく言うと女の恋人たちもきゃははと笑ってはしゃいだ。

「見たいわけないじゃないですか。ふざけないでください」

と徳造は不機嫌そうに言うが・・・

「隠してもダメよ、君が女のコの裸を見て悦んでいるのをちゃんと知ってるんだから」

叔母にそう言われて徳造は青くなった。
叔母の夫のところから女のコの裸の写真を盗み出して見て悦んでいるのがバレている。
徳造は自分の汚い部分をえぐられたような気持ちになった。

「さあ、正直に言いなさい。おっぱい好き?見たい?」

「おっぱいが大好きです。見たいです」

もはや徳造にはそう言うしかなかった。
真っ赤になってそう言う徳造を見て可愛い~とか言って女たちははしゃいだ。

「最初から正直に言いなさい」

叔母や女の恋人たちは一斉に服を脱いでブラジャーを外して半裸になった。

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