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鳥籠の中で舞る
第1章 『悪夢』

ブラウスのボタンを器用に外され下着が露になる。
「彼方様辞めてください」
震える声で抵抗する。
「躾中なんだから静かにできないの?」
低い声で言われるとどうしても竦んでしまう。
「ごめんなさい…」
なぜ謝らなくてはいけないのか分からないままごめんなさいを何回も口にした。
「五月蝿いペットだね」
急にくるっと彼方様の方に身体を向けさせられた。
やはり顔は整っている。
その顔が近づいてくる。
何をされるのかわかり顔を背ける。
それが彼方様の欲望に火をつけたなんて知らずに…

