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11時間空の旅
第4章 ☆あと8時間
また手を引かれて席に戻った。
「ありがとうございました」
「・・・・・・・・いい?」
(え?なんだろう?聞こえない)
消灯している機内はすっごく静か、私も小声でお礼を言ったけど
お隣さんが言った言葉は聞き取れない。
聞き返すのも失礼かなって思って、きっと、どういたしまして。とか
そんなところかなって思って、笑顔で頷いた。
そうしたら、お隣さんの顔がぐぐって近付いてきて
ちゅ。って・・・・・
(おでこにちゅうされちゃったよ!!!!!)
(え?なんなの?どうしよう)
びっくりしてお隣さんを見たら、またあのニコって笑顔。
(どうなってるの?ドキドキしちゃってるよ私)
もう一度彼をみたら、あ、また顔が近い!!
ちゅ。って。
(今度は左のほっぺたにちゅうだよ!!!!!!)
「お酒のことごめんね、許して?」
って耳元で言われて
(きゅん)
ふっと彼の唇が耳にふれたような気がして
さらにどきどきしちゃって、もう、うんうんうなずくしかない。
「ありがとうございました」
「・・・・・・・・いい?」
(え?なんだろう?聞こえない)
消灯している機内はすっごく静か、私も小声でお礼を言ったけど
お隣さんが言った言葉は聞き取れない。
聞き返すのも失礼かなって思って、きっと、どういたしまして。とか
そんなところかなって思って、笑顔で頷いた。
そうしたら、お隣さんの顔がぐぐって近付いてきて
ちゅ。って・・・・・
(おでこにちゅうされちゃったよ!!!!!)
(え?なんなの?どうしよう)
びっくりしてお隣さんを見たら、またあのニコって笑顔。
(どうなってるの?ドキドキしちゃってるよ私)
もう一度彼をみたら、あ、また顔が近い!!
ちゅ。って。
(今度は左のほっぺたにちゅうだよ!!!!!!)
「お酒のことごめんね、許して?」
って耳元で言われて
(きゅん)
ふっと彼の唇が耳にふれたような気がして
さらにどきどきしちゃって、もう、うんうんうなずくしかない。