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第9章 彩香、柳小路邸へ

彩香は、真の情けない顔を想像して、

可笑しくて、ヘラヘラしながら

マンションの玄関に下りた。

「おはようございます。彩香さん。

何だか楽しそうですね？」

「林さん、おはようございます。

楽しそうに見えますか？ふふふ🎵」

「藤堂様いらっしゃらないと伺ってますが、

凄く楽しそうで良かったです。」

「ハハハ(汗)真を懲らしめてやったんです。

それが面白かったの(笑)

思い出したら笑えちゃって、ヘヘヘ」

「それはそれは、藤堂様御愁傷様ですね？」

「ちゃんとフォローするから大丈夫ですよ(笑)」

「それなら良かったです。(笑)

彩香さん、お車がお待ちですよ。」

「林さん、早く言ってください。(汗)」

「申し訳ございません。」(汗)

「いいのよ。ふふふ🎵行ってきます。」

「行ってらっしゃいませ」