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第52章 プロポーズ？

睡眠時間は、短いけれど

心地よい疲れで、幸せに包まれながら

二人は深く、ぐっすり眠れていた。

時間的には短くても、

寝不足感は、殆ど無くて

彩香は、目覚ましが無くても

いつもの時間に目が覚めた。

ぐっすり眠っている真に、

声をかけて、

「真？おはよう。

起きるからね？」

「うん。おはよう。」

「シャワーしてくるから、

真はもう少し寝ててね？」

真は、彩香がどこにいるのか

分かったから、もう少し眠ることにした。

「うん。」って、返事をしたかと思ったら、

寝息をたてていた。

彩香は、そんな真を見つめていたい

衝動にかられたけれど、

そうもしてられないから

着替えを持って、部屋のバスルームに

行き、シャワーを浴びた。

髪を乾かし、化粧をして、

着替えも済ませた頃

真が起きてきて、

彩香の後ろから抱き締めてきた。