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第57章 鰻屋さんに三人で

父「母さんには、彩香ちゃんとの

結婚について話してないんだ。

勝手に話すのはどうかと思ってな？

普通の親子なら、話すだろうけど、

真が、母親とは思ってないの

わかるから、勝手に話さなかった。」

真「それで、良いよ。

祝ってもらおうとも思ってないし

報告するつもりもない。」

父「そうか。真がそれで良いなら

私は、何も言わないよ。

彩香ちゃんは、お母さんに

会いたくないの？

結婚の報告しなくて良いの？」

彩香「どこに住んでるかもわかりませんし、

再婚して、私とは縁を切って

出ていった人ですし、

お金とファッションにしか

興味のない人ですから

私が、玉の輿に乗ったと知ったら

金の無心に来られても困りますから

探してまで、報告するつもりもありません。

一度も愛された記憶がありませんから」

悲しそうに話した。