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第60章 婚約報告『娘さんをお嫁にください。』

真「親父、俺を忘れてないか？」

父「あぁ、真、おはよう。」

真「おはようございます。って、

親父には、俺が見えてなかったのか？」

父「ハハハ見えてたよ。

先ずは、可愛い娘にご挨拶だよ。(笑)」

真「ハイハイ。彩香は、可愛いのは、

俺が一番知ってますよ。

可愛くない息子で申し訳ないですね(笑)」

何て真が言ってる間に、彩香は、

お父さんの『可愛い娘』って言葉に

反応して「お父さ～ん！」って

叫びながら、お父さんに抱きついていた。

「ありがとうございます。

スッゴく嬉しいです。『可愛い娘』って

言ってくれて、嬉しいです。

お父さん、大好きです。」

親父には抱きついている彩香を見て

真は、頭に血がのぼってきた。

「彩香！抱きつく相手が違うだろ？

止めなさい！」

彩香を親父から引き剥がした。

父「お前、焼きもち妬きすぎだぞ？」