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第11章 彩香と要、いざ長谷川邸へ

要「そうですか、父に伝えます。」

菫「隼人のどこがお好きなの？」

要は、真っ直ぐ菫さんを見つめて、

「そうですね(笑)

隼人さんの好きなところは沢山あります。

バーの仕事に誇りを持っているところ。

優しいところ。涙もろいところ。

男前で格好いいですね。

何にでも一生懸命なところ。

友達思いなところ。

私にだけ見せる笑顔が最高です。

ビールを飲む姿。旨そうに飲むんです。

いつもはポーカーフェイスなのに、

私には甘えてくれるところ。

声も好きです。優しく耳障りが良いんですよ。

一緒にいて落ち着きます。一緒じゃないと、

半身を持っていかれた感じがします。

死ぬまで一緒にいたいと思ってます。

隼人の全てを愛しています。

隼人その物が私の全てです。」

菫「そう。ありがとう。

本当に愛してくれてるのが分かったわ。

隼人の事よろしくお願いします。」菫は頭を下げた。