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第62章 遼太と華の恋する気持ちがひとつに!？

遼太は、黙って華の話を聞いていた。

華は、遼太が幼なじみに、

ずっと片思いしているのも知っていた。

長らく片思いするくらいの女性だから

さぞかし素敵な女性なんだろうと思っていた。

自分は年上だし、女性として見られてない事も

わかっていたから、自分に

振り向いて欲しいと思うより、

幸せになって欲しいと思っていた。

その幼なじみの女性に振られて、

コンパ三昧が始まった時も

早く本当に愛せる人に

出会えれば良いのにと思っていた。

コンパでも、出会える事はあるだろうから

遊びじゃなく真剣に慣れる人に

出会って欲しいと思っていた。

あの日、会ってから、コンパに行かなくなって

私を誘って来るようになって

戸惑った。嬉しい気持ちと、

信じてはいけないって思いとが

交互に押し寄せてきて、

結局、信じてはいけない！

自分が傷つく！そんな思いが強くて

遼太先生を拒絶していた。