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第15章 大阪のショールームに･･･

ワゴンで運ばれてきた朝食は、

とても美味しそうだった。

運んできたのは女性だった。(笑)

バスローブ姿の真は、とても素敵だったから、

その女性は、真に釘付けになっていた。

彩香は、何だかムカついて、

「こちらのテーブルに並べてくれる？

置いてくれたら良いから、

セッティングまでしなくて良いから下がって！」

睨み付けた！

「失礼しました。」深々と頭を下げ、

テーブルに食事を並べ下がっていった。

廊下に出た。その女性は、

「何で、あんなおデブが、

最上級のスィートルームに泊まってるのよ？

それも、あんな素敵な人と？信じられないわ？」

何てブツブツ言ってることを、

何となく分かっていた彩香だった。

何を言われても、真に愛されてるのは彩香だもん！

羨ましがりなさい？

出ていった扉を見つめながら、心の中で呟いた。