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続おデブが愛されちゃダメですか?
第19章 隼人の部屋で
仕事の邪魔をしたくないから、

電話をかけるのは極力避けていた。

でも、我慢できなくて電話をかけた。

ルルルルルゥ~

「はい渡辺です。」

「要?まだ事務所か?」

「ヘッ?あっ!今部屋にいるよ。」

「帰ってるの?何でそっちにいるのさ?

ご飯食べたのかよ?」

「食べてないや」

「どうしたんだよ?何かあったのかよ?

もしかして、俺の事で何か言われたのか?」

「違うよ!」要は、喋りながら

隼人の部屋に向かった。

ピンポ~ン電話口と玄関から聞こえた。

隼人は、玄関に飛んでいき、扉を開けて、

要に抱きつこうとしたけど、

要は、胸にノートパソコンと書類を

抱き締めていたから、抱きつけなかった。

いつもは、お帰りの濃厚なキスを交わすのに

様子のおかしい要の事を心配した。

お帰りのキスをしなかったのは、いつぶりだろうか?



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