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続おデブが愛されちゃダメですか?
第20章 大阪最後の夜
「から揚げ食べたい。春巻と餃子、

あっ!エビチリも食べたいかも?

高級中華じゃない、庶民の中華かな?

白いご飯食べたい。スープも」

「ハハハハハハハハ彩香らしいな?」

ホテルのコンシェルジュに、彩香の意見を伝えたら、

「畏まりました。」って言ってくれて、

しばらくしたら、彩香の想像していた通りの

中華が届いた。流石一流ホテルだ。

二人は、今この時を楽しく過ごそうと思っていた。

今は、嫌なことを忘れよう。

二人の時間を大切にしよう。

せっかくのお料理を美味しく食べよう。

美味しく食事をしながら、たわいない話をしていた。

彩香は、真が要さんに、焼きもちを妬いた話をしたら、

「俺、泣きそうになった。改札で待っていた時に、

手を繋いで出てきただろ?

マジで泣きそうになったよ。」

「作戦成功だね(笑)」

「俺、人前じゃ無かったら、大泣きしてたよ。」
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