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第32章 彩香、悲しみの中へ

彩香は、次々検査をされていた。

人間ドックに入ったみたい?！

舞に連れられて、色んな検査室を回った。

彩香「あの？岡崎さんと、私お友だちですか？」

舞「そうですよ。彩香ちゃんが、

桐生先生を紹介してくれたんです。

私、彩香ちゃんに助けられたんです。

カツアゲって言うんですかね？

言い掛かりをつけられてる所に

通りかかってくれて、

『お巡りさ～ん、こっちですよ～』みたいな

声をあげてくれたんです。

私たち姉妹みたいだね？って話になって、

一緒にファミレスに行ったんですよ。

仕事を探してる話をしたら、

桐生先生に電話してくれたんです。

それで、この病院で働ける事になったんです。

彩香ちゃんのお陰なんです。」

彩香「へぇー！そうなの？ピンとこないけど

役にたったのなら良かったわ。」