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第34章 二人は愛の巣へ

「当たり前だよ。彩香は、真にしか

抱かれてない！他の誰にも抱かれてない！

信じてほしい。信じてほしいよ。」

ポロポロ、ポロポロ泣き出した。

「信じてるよ。信じてるから、

俺の子だって言ってるんだろ？

誰が何と言おうと、俺の子だ。

きっと、俺と彩香の良いとこ取りで生まれてくる。

可愛い赤ちゃんだと思う。見たら一目瞭然

二人の赤ちゃんだって分かるんだから

気にする事無いよ。」

「おい！彩香ちゃん、妊娠してるのか？

それなら、何で危ないことしたんだ！

もっと、自分の体と赤ちゃんを

大切にしないとダメだろ？

初孫なんだ！大切にしてくれよ。」

「まだできてるかどうか分からないんです。

昨日の検査では、何も言われてませんし･･･」