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第35章 さようなら真

聖夜は、酔っぱらってるふりを

しているだけだったから、酔ってなかった。

玄関に迎えに行って

「彩香ちゃんが、出ていった。

そうとう傷ついてる。彩香ちゃんも真も･･･

今日は、飲むぞ！」

二人は、それ以上聞けなかった。

聖夜「隼人、冷蔵庫の中に、

肉とか魚とか入ってるんだけど、

小分けして、冷凍するつもり

だったんだって、どうにかしてくれないか？」

隼人「分かった。先ずは真の顔を見ないと」

３人で、リビングに入ったら

真は、気づかず、ベランダの方を

ボーッと見てるみたいだった。

要「真、来たぞ。酒と食べ物持ってきたぞ」

真「おー、ありがとう。悪いな」

要「水くさいこと言うなよ。朝まで飲むぞ！」