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第36章 真と彩香、別々の生活へ

圭子「彩香ちゃん、あなたが真さんを、

傷つけてはいないと思うのよ。

お互いが、お互いのことを思いあった結果

少しの間離れることになった。

真さんは、彩香ちゃんと一緒にいたかった。

離れる寂しさがあったのよ。

それは、彩香ちゃんも同じでしょ？

きっといつか、

『こんなこともあったね』って

笑える日が来るわよ。」

「私が、いるからいけないの

私は、いない方が真のためなの。

愛してるから、愛してるから

一緒にいられないの

愛してるから、離れなくちゃいけないの

真には、笑っていてほしいの

素敵な笑顔の男性を見たことがない。

真が、笑うと、こちらまで幸せになれる。

笑っていてほしいから、

私は、真のそばにいてはいけない。

私は、真に相応しく無い。

私は、汚れてる。汚れてる。

ううぅ～ごめんなさい。わぁ～ん

うううううぅごめんなさい。

真を愛した私が、悪いのううぅ～」