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第36章 真と彩香、別々の生活へ

圭子「そんなに、愛してるんでしょ？

あなたたちは、愛し合ってる。なのに

どうして、離れ離れにならないといけないの？」

彩香「怖いんです。

いつか真が私と一緒にいる事を

後悔するんじゃないかって

思うと怖いんです。」

圭子「それは、お互い様じゃないの？

彩香ちゃんだって、

真さんより素敵な男性に出会って、

失敗したな？って思うかも知れないでしょ？」

彩香「それは無いです。

真より素敵な男性はいませんから、

私は、真しか見えません。」

圭子「それは、真さんも、彩香ちゃんの事

同じように思ってるんじゃないかと

おばさんは思うけどなぁ？

真さん、彩香ちゃんにメロメロよね？」

彩香「そんなこと･･･」

圭子「そんなこと無いって言える？

真さん、誰の前でも

『彩香を愛してる』って言うわよね？

冗談じゃなく、真剣に言うわよね？」