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第36章 真と彩香、別々の生活へ

圭子「そうね。ココア温めなおすわね。」

二人はリビングに行くことにした。

彩香は、リビングに近づくにつれ、

足の動きが鈍ってきた。

圭子「彩香ちゃん、本当に大丈夫？」

彩香「だっ、だっ、大丈夫です。」

顔をひきつらせ笑った。

遼介と、遼太がいるリビングに

入っていったら、

二人が、圭子と彩香を一斉に見た。

それにびっくりして、彩香は、

圭子の後ろに隠れた。

遼介「彩香ちゃん、大丈夫か？」

ビクッ！

「･････」おどおどしながら

「おっ、おじ･･様･･･だっ、だっ、

大丈夫･･です」

遼介は、大丈夫じゃないな！って思ったけど、

ニコニコ笑ってやり過ごした。

彩香は、圭子の側から離れようとしなかった。

圭子「彩香ちゃん、座って？」

彩香「ココア自分で温めます。」

キッチンに逃げた。

遼太は、そんな彩香を悲しそうに見つめた。