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第37章 真に会いたい気持ちは募る･･･

「おば様･･･」

「そんなことで、怒るような人なら

真さんも、それまでの人よ。

真さんが、本当に彩香ちゃんの事を

愛してるのなら、怒らないわよ。

彩香ちゃんの事を

心配はするだろうけどね。

ほら、まだ来ないから、

朝ごはん食べましょう。

ちゃんと食べないと、元気でないわよ。」

「はい。」彩香は、涙を拭って、

部屋着のスエットの上にカーデガンを羽織って

圭子とリビングに向かった。

そこには、遼太はいなかった。

圭子「あれ？遼太は、どうしたの？」

遼介「まだ眠いって部屋に戻った。」

圭子「あら、そうなのね？

じゃあ、３人で食べましょ。」

彩香は、殆ど話さなかったけど、

朝食は、しっかり食べて、仕事するって

部屋に戻った。遼介とは、

目を合わす事もできなかった。

彩香は、ここに居てはいけない気がしていた。