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ヒメゴト《不定期更新》
第7章 童貞卒業
「ねぇ、二次会みんなでカラオケいかない?」
甘ったるいミ◯ミの声が聞こえた。
「いや、悪いけど俺セ◯ヤ送って帰らないと」
「えー、いいじゃん。そんな奴ほっといてカラオケ行こうよ〜」
ほんと、このクソ女変わってないな。
「だから無理だって。こいつ一人で帰れないから」
それにひきかえ、サ◯ルはほんとにいい奴だ!
「えー!やだ、サ◯ルくん来ないとつまんないよーぅ!」
ミ◯ミは必死にサ◯ルを誘っている。
おそらく大学生になって垢抜けたサ◯ルを狙ってるっぽい。
「んー、じゃあ俺ん家で飲み直す?セ◯ヤは俺ん家泊まらせれば問題ないし。俺の家ここから近いんだよ」
「ほんと?!いくいく〜!」
どうやら二次会はサ◯ルの一人暮らしの家に決まったっぽい。
二次会は何組か仲良かったグループに分かれたらしく、こっちは俺とサ◯ルとミ◯ミと高校から付き合ってるカップルの計5人。
途中のコンビニで酒とつまみを買い、サ◯ルと家に着くと俺は部屋の隅っこに寝かされ、4人の二次会がスタートした。