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ヒメゴト《不定期更新》
第7章 童貞卒業
俺は飲み過ぎて気分が悪く、なかなか寝付けなかったが周りは俺が寝てると思ってるらしく…
「ねぇ、なんでサ◯ルはセ◯ヤと仲良くしてるの?」
「セ◯ヤと遊んで何が楽しいんだ?」
「私あいつ生理的に受け付けないっていうか無理!」
見事に俺の悪口のオンパレード。
生理的に受け付けないって言ったのはミ◯ミ。
わざわざ言われなくたって周りの反応で分かってたけど、実際言われるとかなり凹む。
「セ◯ヤのことあんま悪く言うなって。いい奴なんだよ。小学校から一緒なんだけど、あ。そういえば、あいつ◯◯社に内定貰ってんだよ!スゲーよな」
サ◯ルが俺のフォローをしてくれたのだが、
「マジで!スゲー!超エリートじゃん。ミ◯ミ、貢がせちゃえば?!」
「えー、やだ〜!それだと2人で会わなきゃいけないんでしょ?キツイ〜」
「じゃあ同じ会社の人紹介してもらえば?」
「絶対やだぁ〜!だってセ◯ヤと連絡先交換しなきゃいけなくなるじゃーん。むりむりぃ」
「どんだけ嫌いなんだよ!」
結局は俺の悪口で笑いに包まれる。
俺はどうでも良くなって、それ以上聞くまいと耳を閉じる。
そしたら急に眠気が襲ってきて暫く眠っていた。