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ヒメゴト《不定期更新》
第3章 先輩たちの性奴隷

道中、◯美先輩は彼氏がいるのに、他の男が家に上がっても良いのだろうか。

などと心配している間に

「着いたよ、散らかってるけど上がって」

二階建のアパートの一室の前でドアを開けた◯美先輩は、笑顔で僕を家に上げた。


あれ?

玄関には男物の靴が一足ある。


てっきり◯美先輩と二人きりだと思い込んでいた僕は、僕以外にも呼ばれた人がいる事実に少しガッカリした。


いや、別に◯美先輩と二人でどうのっていう事はないけど、やっぱり美女とツーショットって中々ない経験だし、いろいろと想像してしまうじゃないですか?


そうですよ、ヤラシイ方の想像ですよ悪いですか?!

僕だって一応男の子なんで。


なんて拗ねた気持ちで部屋に入ると、ベッドに座って「いらっしゃーい」と軽く声をかけて来たイケメンのS田先輩が居た。


「え…」

この状況を飲み込めなくて、僕は思わず後ろにいる◯美先輩を見た。


「ただいま〜。この子Mくんって言うんだけど、会うのは初めてだよね?」

◯美先輩がS田先輩に聞くと、

「そうだね、初めましてS田です。◯美とは同じサークルなんだって?」

とイケメンが気さくに僕に話しかけて来た。

「あ、はっ、はい!初めましてMです!」


夢のような共演に、僕は違う意味でドキドキしていた。


だって目の前には憧れのカップルが僕なんかを家に招いてこうやって普通に会話しちゃってるんですもん!


僕にとって正に美男美女の二人は憧れで、好きな芸能人の憧れと近い感覚です。

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