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ヒメゴト《不定期更新》
第1章 妻に媚薬を使って
突然のチャイムの音に、ビクッと反応した妻。
私は妻の秘部から顔を離し、指の動きも止めた。
その所為で、お預けを食らった妻は潤んだ瞳を私に向けた。
「……待ってて」
私は服を着たままで、全裸の妻を残し一人玄関へと向かう。
「どちら様ですか?」
ドア越しに問い掛けた。
玄関からリビングは丸見えで、不安そうにこちらを見つめる妻と目が合った。
「俺だよ、◯太だよ。待ってても一向に来ないから家まで迎えに来た」
協力者である友人、◯太だと名乗らせた後、チラリと妻を見つめ、ゴメンのポーズをとった。
「あれ、今日約束してたっけ?」
私はトボけたように友人に言った。
「はぁ?言っただろ、今日俺の家に来て麻雀するって」
「ああ、すっかり忘れてた。ちょっと上がって行けよ。お茶くらい出すからさ。ちょっと片付けるからもう少しそこで待ってて」
「おう、早くしろよ」
私は申し訳無さそうに謝ると、一連の話を聞いていた妻は仕方ないわねと言って友人を家に上げることを快く承諾してくれた。