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∮恋蜜度∮官能短編集
第6章 自由蝶シリーズ[女の自慰特集]
*
「じゃあ…続けて頼んで悪いんだけど……」
「……?…」
「早速、今日も残業お願いできる?」
「今日、も?ですか」
「そう、今日も」
聞き返したあたしに篠崎課長は少しだけ身体を寄せた。
「実は僕も専務に残業頼まれててね…」
「………」
「早めに僕の仕事が終ったら手伝うから頼めないかな?」
「……了解、しました…」
「そ、よかった!有難う、助かるよ。じゃあ」
笑顔を向けて篠崎課長はお礼を口にする。そして去り際に肩に手を置くとスッと顔を寄せた。
「──…ついでに君のイキ抜きも手伝うから…」
「──…!っ…」
耳元で甘く低い声で囁く──。
想像した通りの声音にあたしの妄想のシチュエーションがフラッシュバックした。
去り際に聞かされたあの低音の響き。口端に浮かべた笑みと、そして少し意地悪く向けられた視線──
もしかして篠崎課長っ…ほんとのサディスト!?
ゾクリと身体の芯が疼き下腹部がカッと熱くなった。仕事中も目が合うと、課長は意味あり気な笑みを浮かべて手にしていたボールペンを整った口角に充てる……。
あたしはその度に疼く下半身を椅子に擦り付けて座り直していた──。
─OL 佳子の場合─完
「じゃあ…続けて頼んで悪いんだけど……」
「……?…」
「早速、今日も残業お願いできる?」
「今日、も?ですか」
「そう、今日も」
聞き返したあたしに篠崎課長は少しだけ身体を寄せた。
「実は僕も専務に残業頼まれててね…」
「………」
「早めに僕の仕事が終ったら手伝うから頼めないかな?」
「……了解、しました…」
「そ、よかった!有難う、助かるよ。じゃあ」
笑顔を向けて篠崎課長はお礼を口にする。そして去り際に肩に手を置くとスッと顔を寄せた。
「──…ついでに君のイキ抜きも手伝うから…」
「──…!っ…」
耳元で甘く低い声で囁く──。
想像した通りの声音にあたしの妄想のシチュエーションがフラッシュバックした。
去り際に聞かされたあの低音の響き。口端に浮かべた笑みと、そして少し意地悪く向けられた視線──
もしかして篠崎課長っ…ほんとのサディスト!?
ゾクリと身体の芯が疼き下腹部がカッと熱くなった。仕事中も目が合うと、課長は意味あり気な笑みを浮かべて手にしていたボールペンを整った口角に充てる……。
あたしはその度に疼く下半身を椅子に擦り付けて座り直していた──。
─OL 佳子の場合─完