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梅の湯物語
第13章 関西からのお客さま
「試作が出来たよ」

とやって来たのは亮太。

「お!どれどれ」

達吉が亮太から箱を受け取り開けてみる。

「なんだい?」

とみんなが覗きこむなか

「子宝饅頭よぉ」

そう言って少しもったいぶりながら、梅の実の形をした饅頭と小さい松茸のようなチューブを取り出す。

よく見ると淡く黄色に熟した梅の割れ目辺りが赤く染まり亀裂には穴がある。

「ここによ、この松茸のチューブを差し込んで
 ぎゅっと押すと先が破けて...」

松茸を引き抜くと白い液体が割れ目から零れる

「おっと...」

達吉は割れ目から零れる液体を舌で舐める。

「あいっかわらず卑猥だねぇ」

幸子が口許を押さえる。

「梅饅頭の中に潰した梅酒の身が入ってて
 松茸の中は練乳なんだ
 梅酒の実が入っているから子供には買えないし、酒に弱い女性ならこれだけでほろ酔いになっちまう魅惑の饅頭だね。
 
 アケビや桃の形にしようかとも思ったけどやっぱり梅は外せないかなと」

商品説明をする亮太に

「ふーん」

とみんなが箱の中身をしげしげと見る。



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