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梅の湯物語
第13章 関西からのお客さま
「もっとゆっくりしていけばいいじゃないか」
達吉たちの止める声に
「ゴールデンウイークだけの約束だから」
と良太さん
「残念だけどまた遊びに来てくださいね」
富美の言葉に汐さんが頷く。
「今度は俺たちが波の湯さんにお邪魔するよ」
隆が言う。
「良太さん、汐さん
来てくれて本当にありがとう」
お梅が二人の手を取る。
「こちらこそ。
噂の桃源郷を体験できていい土産話ができました」
良太さんは満足げに笑う。
「本当に竜宮城にでも来た気分です。
この町を出たらすべてが夢だったんじゃないかって思いそう」
汐さんが応えれば
「玉手箱を開けて腰が曲がっちまったらまた来ればいいさ。
でもよ、梅之木町の玉手箱は若がえっちまうから気を付けて下さいよ」
なんて健二の言葉にみんなが笑う。
「お梅さん、本当に楽しかった。
お梅さんもいつまでもお元気で」
お梅が頷く
「良太さんも汐さんを大事にね。
汐さんも良太さんと末長くお幸せに」
汐さんが笑顔で頷く。
ふと良太さんの視界にインコの守さんが入ってきた。
「守さん、これからもお梅さんのそばを離れないでおくれよ」
そう言って守さんを撫でる。
「お梅さんを守ってくださいね」
汐さんも守さんを撫でた。
達吉たちの止める声に
「ゴールデンウイークだけの約束だから」
と良太さん
「残念だけどまた遊びに来てくださいね」
富美の言葉に汐さんが頷く。
「今度は俺たちが波の湯さんにお邪魔するよ」
隆が言う。
「良太さん、汐さん
来てくれて本当にありがとう」
お梅が二人の手を取る。
「こちらこそ。
噂の桃源郷を体験できていい土産話ができました」
良太さんは満足げに笑う。
「本当に竜宮城にでも来た気分です。
この町を出たらすべてが夢だったんじゃないかって思いそう」
汐さんが応えれば
「玉手箱を開けて腰が曲がっちまったらまた来ればいいさ。
でもよ、梅之木町の玉手箱は若がえっちまうから気を付けて下さいよ」
なんて健二の言葉にみんなが笑う。
「お梅さん、本当に楽しかった。
お梅さんもいつまでもお元気で」
お梅が頷く
「良太さんも汐さんを大事にね。
汐さんも良太さんと末長くお幸せに」
汐さんが笑顔で頷く。
ふと良太さんの視界にインコの守さんが入ってきた。
「守さん、これからもお梅さんのそばを離れないでおくれよ」
そう言って守さんを撫でる。
「お梅さんを守ってくださいね」
汐さんも守さんを撫でた。