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梅の湯物語
第5章 放課後保育もやってます
「ほらほら、風呂屋をはじめるよ」

5時過ぎにお梅さんが現れ
子供たちは宿題をランドセルにしまい、テーブルを拭いて片付ける。

「消しゴムのカス落ちてるよ」

お梅さんが指差せば子供たちは掃除機を引っ張り出してきて掃除をする。

「ほら、床が汚れてるよ。
 お客さんは裸足で歩くんだ」

といわれれば雑巾を持ってきて端から端まで雑巾がけ

そこまで終わればロッカーを移動して男女の仕切りをする。

「お梅さん、準備できたよ」

「良くできたね。
 みんなラムネ飲んでいいよ」

「「「わーい」」」

ガラスケースの冷蔵庫からラムネを取りだし横の洗面台でラムネを開ける。

「こぼすんじゃないよ」

ジュワッと吹き出すラムネを口につけ

「うめー」

「ラムネ飲んだら風呂に入っちまいな」

「わかった」

カランカランと音をたてながら瓶を片付け
あっという間に素っ裸になった子供たちは風呂場へと駆け出した。

「走ったら怪我するよ」

お梅さんの忠告にピタリと足を止めそろそろと歩いていく。

そうしている間に親たちも梅の湯にやって来る。

「今日もすいませんね、お梅さん」

「面倒見てるのは私じゃないよ。
 礼なら暇な爺婆に言っとくれ」

暇な爺婆たちはもう姿を消していた。


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