この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
梅の湯物語
第7章 湯上がりラムネをご一緒に
「ごめんもうしないから顔あげて」
そういわれて顔をあげて問題を解こうとするけど雅人の近さは変わらない。
「あの...」
桜はノートに顔を向けたまま
「近いです」
小さく言った。
「狭いからね」
雅人は平然と答える。
「あの 集中できないです」
「そう?壁だと思って気にしないで」
雅人はそんなこと言うけど壁になんて思えるわけない。
でも雅人は体を密着したまま動かない。
桜は大きく深呼吸して自分を落ち着かせようとする。
「フッ」
雅人が首筋に息を吹き掛けた
「やっン」
変な声が出た。
桜は雅人を睨んだ。
「可愛い声だして」
雅人は嬉しそうに笑っている
桜は胸が苦しくて
なんでかよくわからないけど涙が出そうになった。
もう限界
「さっきからからかってますよね!」
桜は雅人に向かって声を荒げた。
雅人はビックリした顔をして
「ごめん、悪気はないんだ。
桜ちゃんの反応があまりにもかわいくて
つい...
ほんと、ごめんね」
桜は立ち上がった。
「帰ります」
そういわれて顔をあげて問題を解こうとするけど雅人の近さは変わらない。
「あの...」
桜はノートに顔を向けたまま
「近いです」
小さく言った。
「狭いからね」
雅人は平然と答える。
「あの 集中できないです」
「そう?壁だと思って気にしないで」
雅人はそんなこと言うけど壁になんて思えるわけない。
でも雅人は体を密着したまま動かない。
桜は大きく深呼吸して自分を落ち着かせようとする。
「フッ」
雅人が首筋に息を吹き掛けた
「やっン」
変な声が出た。
桜は雅人を睨んだ。
「可愛い声だして」
雅人は嬉しそうに笑っている
桜は胸が苦しくて
なんでかよくわからないけど涙が出そうになった。
もう限界
「さっきからからかってますよね!」
桜は雅人に向かって声を荒げた。
雅人はビックリした顔をして
「ごめん、悪気はないんだ。
桜ちゃんの反応があまりにもかわいくて
つい...
ほんと、ごめんね」
桜は立ち上がった。
「帰ります」