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梅の湯物語
第1章 ようこそ梅之木町へ
キャッキャと騒ぎながら洗い場へ入っていく女たち

「どうりで最近由美の胸が大きくなったわけだ」

美咲がムギュッと由美の胸をつかんだ。

「やだー 美咲揉まないでよぉ」

「揉んでないよ。由美ってばヤりすぎなんじゃない?」

キャハハハと甲高い笑いが男湯にまで響いていく


「兄ちゃんやるなぁ。
 由美のオッパイ気持ちいいか?」

洗い場に入ってきた優くんを捕まえて、達吉は遠慮なく聞く

「はぁ...
 Fカップなんですよ」

優くんは嬉しそうに頭をかく

「てことは あれかい?
 パイずりやってみたいかい?」

「ええ...まぁ」

「どうだったい?」

達吉はグイグイくる

「あ、っすげー気持ち良かったッス」

「けーーーッ」


達吉は湯舟で溺れそうになった。

それからも達吉はあれやこれやと夜の営みを優くんから聞き出す。

熱い銭湯に不慣れな優くんはのぼせる寸前だった。


「優く~ん♪
 もう出る~ぅ?」

女湯から由美の声

「そうだね、出ようか」

「わかったぁ~♪」


こんな会話も今じゃ梅の湯ならでは。


「じゃあね」

幼馴染みを残して由美が出ていく。


「じゃあ」

優くんが達吉に頭を下げると

「今夜も鳴かしてやれよ」

達吉の激励

優くんはちょっと恥ずかしそうに出ていった。



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