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梅の湯物語
第7章 湯上がりラムネをご一緒に
「桜ちゃん、ご飯食べない?」

桜のそんな様子にまるで気づかないような明るい声で雅人が誘う。


「あ、でも学食って学生じゃないと入れないですよね? 私、もう帰るので大丈夫です」

雅人が屈んで桜に目線を合わせた。

「ダーメ。
 今日は桜ちゃんとデートするって決めてたんだ。
 なんのために女子校の前でドキドキしながら待ってたと思うの?」

「え?」

「スッゲー 恥ずかしかったんだから」

雅人が照れたように笑って視線を外す。

「...」

桜は驚きで言葉が出なかった。


「ご飯、行こ」

そんな雅人にニッコリ微笑まれて
桜は思わず頷いていた。

嬉しそうに笑う雅人。
桜の頭をクシュッと撫でて
「ありがと」
って囁いた。


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