この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
梅の湯物語
第8章 金曜夜の商品開発会議
「ああ、話が逸れちまったな」

と達吉が話を戻す。

「で、梅酒が作れたとしてボトルはどうするんだい」

幸子が聞く

「笠山の親父に聞いてみるよ。
 あそこは腕がいいからちょっと凝ったボトルでも作ってくれそうだからな」

梅之木町は下町。
町工場も多い。

「こんなのどうだい?
 中身を飲むと女の着物がはだけて素っ裸に見えるってやつ」

嬉しそうな亮太は隣の奈保子にひっぱたかれた。

「なんか昔そんなのあったなぁ」

知典が懐かしむ。

「子宝ってことはよ、やっぱり合体はあった方がいいよな?」

それは外せないと隆

「例えば、天狗の顔をモチーフにして鼻が男のナニの形ってのはどうだい。そこを取っ手にして握って注ぐんだ」

達吉が名案だとばかりにいう。

「卑猥だねぇ」

幸子が呆れる。

「こんなのどうだい?
 中身を梅酒ソーダにしてよ
 ナニの形の瓶の鈴口をラムネみたいにブシュッと開けるとシュワッと中身が飛び出すってのは」

健二が何気なくいうと

「それは急いで口につけねーとな」

「女が喜びそうじゃねぇか」

隆と達吉が賛同した。



/161ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ