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梅の湯物語
第8章 金曜夜の商品開発会議
「ああ、話が逸れちまったな」
と達吉が話を戻す。
「で、梅酒が作れたとしてボトルはどうするんだい」
幸子が聞く
「笠山の親父に聞いてみるよ。
あそこは腕がいいからちょっと凝ったボトルでも作ってくれそうだからな」
梅之木町は下町。
町工場も多い。
「こんなのどうだい?
中身を飲むと女の着物がはだけて素っ裸に見えるってやつ」
嬉しそうな亮太は隣の奈保子にひっぱたかれた。
「なんか昔そんなのあったなぁ」
知典が懐かしむ。
「子宝ってことはよ、やっぱり合体はあった方がいいよな?」
それは外せないと隆
「例えば、天狗の顔をモチーフにして鼻が男のナニの形ってのはどうだい。そこを取っ手にして握って注ぐんだ」
達吉が名案だとばかりにいう。
「卑猥だねぇ」
幸子が呆れる。
「こんなのどうだい?
中身を梅酒ソーダにしてよ
ナニの形の瓶の鈴口をラムネみたいにブシュッと開けるとシュワッと中身が飛び出すってのは」
健二が何気なくいうと
「それは急いで口につけねーとな」
「女が喜びそうじゃねぇか」
隆と達吉が賛同した。
と達吉が話を戻す。
「で、梅酒が作れたとしてボトルはどうするんだい」
幸子が聞く
「笠山の親父に聞いてみるよ。
あそこは腕がいいからちょっと凝ったボトルでも作ってくれそうだからな」
梅之木町は下町。
町工場も多い。
「こんなのどうだい?
中身を飲むと女の着物がはだけて素っ裸に見えるってやつ」
嬉しそうな亮太は隣の奈保子にひっぱたかれた。
「なんか昔そんなのあったなぁ」
知典が懐かしむ。
「子宝ってことはよ、やっぱり合体はあった方がいいよな?」
それは外せないと隆
「例えば、天狗の顔をモチーフにして鼻が男のナニの形ってのはどうだい。そこを取っ手にして握って注ぐんだ」
達吉が名案だとばかりにいう。
「卑猥だねぇ」
幸子が呆れる。
「こんなのどうだい?
中身を梅酒ソーダにしてよ
ナニの形の瓶の鈴口をラムネみたいにブシュッと開けるとシュワッと中身が飛び出すってのは」
健二が何気なくいうと
「それは急いで口につけねーとな」
「女が喜びそうじゃねぇか」
隆と達吉が賛同した。