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FUJITAYA
第1章 マフラーのプレゼント
 

「あなたは一つ一つ丁寧に積み上げていくことが得意だけど、その土台となるところがダメだったらすべて崩れていくからね。最初だからこそ手を抜いてはいけないんだよ。」

 FUJITAYAの先生は私に編み物を教えてくれたけど、この言葉は編み物だけに限らないって思った。

 あの人のために作ろうとしたマフラーも、意味ない。


 最初に手を抜いた、先のことを何も考えずに持ったあの人との関係は、先生の言葉がなかったら、まだ続いていたのかもしれない。

 私にとってFUJITAYAは自分の人生を変えた店だった。



「美里(みさと)、おいで。」

 振り向けば、温もりを感じられるような笑顔で腕を広げているあなたの姿があった。



 
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