この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
FUJITAYA
第4章 好きになってしまう

 それは、思いがけないタイミングで知ることになる。

 私はこんな人のことが好きだったんだ……と。

 休憩スペースから戻ろうとしたときに、ふと成本さんの声が聞こえた。


「いやぁ、それにしても、俺、婚約すべきじゃなかったかもな」

 普段、滅多に話さないことから、砕けた話し方がイメージになく驚いたが、この声、そしてこの内容は成本さんで間違いないと感じて、聞き耳を立てていた。

 前は、成本さんの姿や声を見たり聞いたりしただけで、心がキュンとしていたが、もう吹っ切れているのか、何も感じず、内容だけが気になっていた。


「まぁ、俺は鮫島さんの方がよかったと思うけどな~」

 そんな時に私の名前がいきなり出てきたので、思わず声が出そうになり、口に手を当てて聞いていた。






/57ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ