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第13章 消えた記憶

｢ｷｬｰ！Kirato！！｣

｢こっち見て！｣

｢Kiratoーっ！！｣


すごい勢いで、女の大群が突進してきて、俺達を追いかけてくる。

それにしても、毎回こんな感じで、女に囲まれてるなんて、やっぱりKiratoって、すげぇーなー。

俺なんて、こんなに出待ちされた事ないしなー。

まぁ、して欲しいわけではないけど…。

そんな事を考えながら、ずんずんと歩いていると、いきなり俺の腕が、誰かにｸﾞｲｯと引っ張られた。