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甘美な吸血〜貴方の餌になりたい〜
第7章 初めての夜

「あぁ…紫艶…っ。」


私の体を自由気ままに動く紫艶の指や唇に、私はいつの間にか、溺れていた。

もうそこに不安なんて感情は全くなくて、紫艶から与えられる快楽に、体は素直に反応していた。


………?


瞳を閉じて、この行為に溺れていた私だけど、ふと紫艶の体が離れたのを感じて瞳を開いた。

紫艶…?


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