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甘美な吸血〜貴方の餌になりたい〜
第8章 嫉妬
「お前さ、最近調子良くないだろ?」
「えっ?どうして?」
「どうして?って、お前見てればすぐにわかる!自分の顔ちゃんと鏡で見たか?」
「えっ?見てるけどいつもと変わらないよ。」
そう答えた私にジョーは、ハァーと大きなため息を一つついてから、ゆっくりと私の頬を優しく撫でた。
突然のジョーの行動に、私は驚いてジョーを見つめると、心配そうな表情をしたジョーがいた。
何だろう?
こんなジョー初めて見るし、何だか調子狂っちゃうよ…。
いつもと違う雰囲気に、ドキドキしてしまいながら、私はジョーから瞳をそらした。