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行こうぜ、相棒
第11章 It’s a Mistake
下着のブリーフも下ろされ、下半身がむき出しとなった。
恐怖に舌がもつれ、喉からは言葉も出ない。乾いた息だけが、ぜいぜいと喉を出入りする。
熱いアフリカの空気が、陰部に触れた。
吊るしあげられた彼の目の前に、若い兵士が寄ってきた。そしてその吐息がかかるほど間近で、彼をじっと見つめた。
「何を…するつもりだ」
通ずるはずのない日本語で、彼はその若い兵士に問いかけた。
と、自分の尻に、誰かの指が当てられるのを感じた。
「やめ…っ!」
言葉も半ばに、何かぬるりとした液体が、尻の穴に塗られたのを感じる。
その時やっと、自分が置かれた立場に彼は明確に思い至った。
「ぃやめろぉぉ!! やめろ! や、やめろ! やめっ!!」
大声で叫ぶものの、左右から黒人兵士に身体を押さえつけられ、身動きも取れない。
背後にいる、顔も見えない誰かが、彼の尻の穴に、ペニスを突き立てるのが分かる。
メリッ。
音などしない。するはずがない。
しかし、彼の意識は明確に、肛門と直腸が裂ける音を意識していた。
巨大なアフリカ人の、鉄のように固く勃起した性器が、東洋人の彼の狭い肛門に、差し込まれた。
オイルのような何かは、すこしも潤滑油の役目を果たさない。しかし、その姿の見えぬ挿入者の強い力で、硬いペニスはメリメリと彼の直腸に挿入されていった。